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『ネクスト・マーケット [増補改訂版]』を読み解く
今回は、PART2「知られざる巨大市場」を取り上げ、BOP市場におけるイノベーションについて解説する。私たちがBOPビジネスに対して最初に抱くのは、「1日2ドルで生活する貧困層が、多国籍企業の顧客になれるはずがない」という懐疑的な見方ではないだろうか。しかし、BOPの人々を「無知で弱々しい施しの対象」と見るのではなく、特殊な状況に置かれた「賢くて活気のある消費者」と捉えることで、彼らが必要とするまったく新しい商品やサービスを一から考えることができる。
2010年8月19日
ABCの情報収集は地道であるが、その情報分析も地道な作業である。しかしながら、一挙手一投足の活動データを根拠とする業務分析はその精緻さがゆえに高い信憑性と、改善への示唆に富んでいる。それでいてABCのデータ分析には難しい専門知識はほとんど必要ない。誰でも簡単にできる業務分析手法として有効なのである。
2010年8月18日
議論が活発になり様々な意見が出るようになったら、次の課題は、どのようにして合意を得て結論へ導くかだ。しかし、必ずしも一気に議論を収束させる必要はない。複雑な問題について意思決定するには、議論の発散と収束を繰り返しながら進めるのが効果的だ。連載第4回目は、意見を収束させて中間地点の合意を得るための手法を紹介する。
2010年8月10日
40億人のマイクロ消費者とマイクロ生産者が相当規模の市場を構成し、イノベーション、活力、成長の原動力となっている。大切なのは、BOPの定義にかかわらず、貧困層を新たな消費者ととらえ、ビジネスチャンスと見ることによって、今までにない可能性が開けてくるということだ。今回は、本書の構成を概観したうえで、PART1の序論を解説する。
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